英検学習者に朗報!~長文読解が苦手な人の特徴と克服法~
英語であれ国語であれ、「長文読解」と聞くと、まず難しいイメージがあり、苦手意識がある方が多いのではないでしょうか。
一方で、「長文を読むのが楽しい!面白い!」と感じる人もいます。
今回はその両者の違いについてと、長文読解の苦手克服法をお伝えします。
まず長文読解が得意な人と苦手な人の特徴を比べてみましょう。
◆長文読解が得意な人
小さい頃から読書の習慣がある
言葉の読み方(発音)を知っている
言葉の意味をイメージで覚えている
接続詞(ディスコースマーカー)の意味を知っている
記憶力が良い
◆長文読解が苦手な人
本を読まない
正しい発音ができない
全ての語彙を和訳しようとする
接続詞に気を付けて読んでいない
話の内容をすぐに忘れてしまう
こう比べてみると、「文章を読む習慣がある」「語彙を発音とイメージで覚えている」「一度読んだ内容を覚えている」だけの違いになります。
では、そうなるための具体的な学習法4選です。
1.日々、短い長文を読む習慣を付ける
2.単語は「発音・だいたいのイメージ訳のセット」で覚える
3.長文を読む時に接続詞に注目する
4.長文を読み終わったときに自分の言葉で要約する
やはり、本を読む習慣がある人は、英語に関わらず、単語力や話の流れの標識となる接続詞の意味を自然と理解しているようです。
また、本を読む=知識・教養が身に付くことにもなるので、国語の長文読解が得意な人は社会問題などについて問われている英語の長文読解にも既知の知識で解くことができます。
長文読解とはいかに物事を知っているかにも当てはまるかもしれません。普段からニュース番組を見たり、時事問題に関心を持つことも長文読解を得意にする効果的な方法です。